ハイブリッド型可変リラクタンス磁石を用いた次世代型 SR モータ
"Super Motor" について
現在、モータ市場の主流は引力と反発力を使用するタイプです。この従来型のモータは DC
タイプではハイスピード・高効率ですがパワー不足という問題があり、AC タイプではパワーは強いが効率が悪いという難点があります。これに対して引力のみで駆動する
SR モータはパワー、スピード、効率とも高い性能を示しますが、構造がより複雑で製造コストも高いなど汎用性にはまだ多くの課題があります。
"Super
Motor" は SR
モータのように引力だけで駆動します。ハイブリッド型可変リラクタンス磁石(PAT.)によって実現した全く新しいコンセプトによるシンプルな構造、高性能を持つ次世代型
SR
モータです。現在までに基礎開発・検証を終え、今後、共同開発プログラムによるアイテム別の製品化プロジェクトを強力に展開してまいります。
[Super
Motor プロトタイプ]
Prototype 1(アウターロータ /
2000); 外径250mm/奥行300mm 静止トルク測定用
Ptototype 2(アウターロータ /
2001); 外径100mm/奥行100mm
Video clip
Ptototype 3(インナーロータ /
2002); 外径100mm/奥行100mm
Inquiry
[Super Motor の主な特長]
従来型の DC モータ及び SR
モータと比較すると図1及び図2のようになります。ハイブリッド型可変リラクタンス磁石の特性によって出力として得られる領域が大幅に拡大します。

効率の領域の拡大は、省エネルギー性能が高いことを示します(図3)。また、低速回転で得られる高トルクはダイレクトドライブを可能にします(図4)。

1.従来にないハイパワー/省エネ効果
ハイブリッド型可変リラクタンス磁石(a)、電磁石(b)、(a)より永久磁石を除いたもの(c)について引っ張り実験を行った結果を図5に示します。測定結果からハイブリッド型可変リラクタンス磁石が極めて高い起磁力を示していることがわかります。これは、電磁石に永久磁石の引力が効率的に加えられ強いハイブリッド電磁石を形成するためです(図6)。
このシステムを製品に応用した場合、同じ電気入力の場合は非常に強い力が得られ、また同じ力を必要とする場合には大きな省エネ効果を生み出します。


2.ハイスピード
図7にハイブリッド型可変リラクタンス磁石に通電したときに磁力が立ち上がるスピードを示します。永久磁石による効果で電磁石のみのものに比べ短時間でピークまで達することができます。
これによって、従来より速いスピードを持つ製品を可能にしました。

3.ワイドレンジでシンプルな構造の次世代型 SR モータ
静止トルク測定用に試作した Super
Motor Prototype 1 を用いて角度による静止トルクの変化を示したのが図8です。Super Motor
の重要な特性のひとつとして、モータの回転力に利用するトルクがより強く広い角度間で持続する点があげられます。これにより従来までの SR
モータ特有のトルクリップルによる振動・騒音をモータの構造を複雑化せずに解消することができます。
Super Motor
はよりシンプルな構造を実現した次世代型 SR モータとして、パワー、効率、省エネ、小型・薄型化、振動・騒音、製造コスト削減を解決します。

モータの研究開発や製造を手掛けるゲネシス(本社東京)は,希土類磁石を併用することで
トルクを大きくしたSRモータ「SUMOモータ」を開発,電動モータなどを開発するアクスル
(本社東京)の電動バイク「EV-X7」に搭載したと発表した(図1)。
電流を流すことで誘起される磁束に希土類磁石による磁束が加わることで,
リラクタンストルクと磁石トルクが作用し,
その結果,トルクが従来のSRモータよりも増大する。
次世代モーター ゲネシス代理店
株式会社シンプロテック
お問合せ 0120-73-2329